「TeX編」の版間の差分

48 バイト除去 、 2015年4月20日 (月)
編集の要約なし
(ページの作成:「= 輪講資料などで節番号や数式番号を元文献に合わせたいとき = == 節番号を合わせる(番号の初期値を変える) == \begin{document}...」)
 
編集の要約なし
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= 輪講資料などで節番号や数式番号を元文献に合わせたいとき =
== 輪講資料などで節番号や数式番号を元文献に合わせたいとき ==
== 節番号を合わせる(番号の初期値を変える) ==
=== 節番号を合わせる(番号の初期値を変える) ===
\begin{document}以降に書く.すると,下記の場合は3節から始まる.
\begin{document}以降に書く.すると,下記の場合は3節から始まる.
  \setcounter{section}{2}
  \setcounter{section}{2}
== 数式番号のフォーマットを合わせる ==
=== 数式番号のフォーマットを合わせる ===
\begin{document}の前に書く.ただし,この場合は節番号を合わせることもしておかないと,数式番号は変わらない.以下は,(節番号.式番号)のようなフォーマットに変更する例である.
\begin{document}の前に書く.ただし,この場合は節番号を合わせることもしておかないと,数式番号は変わらない.以下は,(節番号.式番号)のようなフォーマットに変更する例である.
  \renewcommand{\theequation}{
  \renewcommand{\theequation}{
14行目: 14行目:




= 2段組の文書中で横長の表や図をぶち抜きで入れたい時 =
== 2段組の文書中で横長の表や図をぶち抜きで入れたい時 ==
== 表のとき ==
=== 表のとき ===
  \begin{table= }[t]
  \begin{table== }[t]
   \begin{tabular}{ccc}
   \begin{tabular}{ccc}
   \end{tabular}
   \end{tabular}
  \end{table= }
  \end{table== }


== 図のとき ==
=== 図のとき ===
  \begin{figure= }[t]
  \begin{figure== }[t]
   \begin{center}
   \begin{center}
   \includegraphics{fig.eps}
   \includegraphics{fig.eps}
28行目: 28行目:
   \label{}
   \label{}
   \end{center}
   \end{center}
  \end{figure= }
  \end{figure== }


== [b]を指定したい場合は ==
=== [b]を指定したい場合は ===
  \usepackage{nidanfloat}
  \usepackage{nidanfloat}
を宣言.(参考[[http://ota-pc.ice.uec.ac.jp/~kiyotake/seikatsunochie.html#twocolumn:http://ota-pc.ice.uec.ac.jp/~kiyotake/seikatsunochie.html#twocolumn]])
を宣言.(参考[[http://ota-pc.ice.uec.ac.jp/~kiyotake/seikatsunochie.html#twocolumn:http://ota-pc.ice.uec.ac.jp/~kiyotake/seikatsunochie.html#twocolumn]])


= 表のサイズや位置を直したい時 =
== 表のサイズや位置を直したい時 ==
== サイズを小さくしたいとき ==
=== サイズを小さくしたいとき ===
  \begin{table}[ht]
  \begin{table}[ht]
   \begin{center}
   \begin{center}
46行目: 46行目:
上記の位置に\smallなり\scriptsizeを指定する.
上記の位置に\smallなり\scriptsizeを指定する.


== 位置調整したいとき == \begin{table}[ht]
=== 位置調整したいとき ===
\begin{table}[ht]
   \begin{center}
   \begin{center}
   \hspace= {-2em}              % ←ここ!
   \hspace== {-2em}              % ←ここ!
   \begin{tabular}{ccc}
   \begin{tabular}{ccc}
   == == =
   ****
   \end{tabular}
   \end{tabular}
   \end{center}
   \end{center}
  \end{table}
  \end{table}
例えば,上記のように,上記の場所に\hspace= {**} と書いてあげれば,それに従って表が動きます.ポイントは\hspace* という風にアスタリスクをつけることです.
例えば,上記のように,上記の場所に\hspace* {**} と書いてあげれば,それに従って表が動きます.ポイントは\hspace* という風にアスタリスクをつけることです.
 
(参考[[http://koko15.hus.osaka-u.ac.jp/~taco/hiki/KokoWaza/?c=search;key=LaTeX]])




= 数式や記号など =  
== 数式や記号など ==  
== ラプラス変換やフーリエ変換の記号を出すには? ==
=== ラプラス変換やフーリエ変換の記号を出すには? ===
筆記体のLを出せばよい.
筆記体のLを出せばよい.
  {\cal L}
  {\cal L}
74行目: 73行目:




= maketitleで日付を入れたくない場合 =
== maketitleで日付を入れたくない場合 ==
maketitleの前に
maketitleの前に


81行目: 80行目:
と入れると消える。
と入れると消える。


= octaveのグラフを縮小してTeXにはりこむとフォントが小さく,線も細すぎる. =
== octaveのグラフを縮小してTeXにはりこむとフォントが小さく,線も細すぎる. ==
[[octave編]]のページ参照のこと.
[[octave編]]のページ参照のこと.




= デフォルトだと余白が大きくて紙がもったいない.余白を直接指定したい. =
== デフォルトだと余白が大きくて紙がもったいない.余白を直接指定したい. ==
geometryパッケージを用いると簡単である.
geometryパッケージを用いると簡単である.
プリアンブルで
プリアンブルで
  \usepackage[top=2cm, bottom=2cm, left=2cm, right=2cm]{geometry}
  \usepackage[top==2cm, bottom==2cm, left==2cm, right==2cm]{geometry}
のように指定すれば良い.
のように指定すれば良い.
なお,pLaTeX2e 新ドキュメントクラス(jsarticleなど)を使う時は,単位をtruecmのようにtrueをつけること.
なお,pLaTeX2e 新ドキュメントクラス(jsarticleなど)を使う時は,単位をtruecmのようにtrueをつけること.
そうしないと,指定より1.2倍大きくなります.
そうしないと,指定より1.2倍大きくなります.