インストールと設定

提供:東海大学 コンピュータ応用工学科 稲葉研究室Wiki
2015年4月20日 (月) 10:43時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「== 初回起動時 == *ユーザ名はadministrator,パスワードは例のやつにしておく. *AppleIDは研究室のIDを「PC関係(ソフトウエアライ...」)
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初回起動時

  • ユーザ名はadministrator,パスワードは例のやつにしておく.
  • AppleIDは研究室のIDを「PC関係(ソフトウエアライセンスなど)」という緑色のファイルを見て入力.

システム,開発環境の設定とインストール

  • 各種アップデート
    • アップルメニューのソフトウェアのアップデートを複数回程繰り返す必要があるかも。
  • 基本的な設定
    • システム環境設定の共有でマシン名をそれっぽく付けておく
    • システム環境設定の「ユーザとグループ」を開き、左下のガキマークをクリックしてadministratorのパスワードを入力して変更可能にする。「ログインオプション」をクリックし、「ネットワークアカウントサーバ」がdesafinado.inaba-lab.orgになっているか確認する。なっていなければ、隣の編集ボタンを押して設定する。さらに、ログイン画面にユーザーリストを出さないようにするため、自動ログインを切りにする、ログイン時の表示を名前とパスワードにする。
    • localuserのアカウントを通常ユーザーとして追加する.パスワードは例のもの.
  • Xcodeのインストール
    • Mac App Storeからダウンロードしてインストール。研究室共通のApple IDは緑色のファイル「PC関係(ソフトウェアライセンスなど)」に書いてある。
    • Command Line Toolsをインストール.Xcode 5まではPreferencesの中でインストールできたが,Xcode 6以降はXcodeメニューの「Open Developer Tool」の中の「More Developer Tools...」でAppleのサイトに行き,対応するCommand Line Toolsのインストーラをダウンロードしてインストールする.
    • 管理者権限でなくてもデバッカやiOSエミュレータなどが使えるように,ユーザ(staffグループ)を_developerグループに追加する.
sudo dseditgroup -o edit -a staff -t group _developer
    • Developerモードをオンにしておく
sudo /usr/sbin/DevToolsSecurity -enable
  • Homebrewをインストール
    • インストール
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

途中でgccなどをコマンドラインからも使用できるようにするためのCommandline Toolsのインストールを促されるので従う.

    • brew doctorでチェック
brew doctor

finkでいれた/swを削除したり.あと,pathで/usr/local/binを/usr/binより前にしろとか出るかもしれない.

プリンタドライバのインストール

Brother HL1870N

  • OSにバンドルされているのでインストールは必要ない.
      • ただし,最新版が開発元からでているようなら[[1]]のBrother HL1870NのページからCUPS版のドライバをダウンロードしてインストール.
  • システム環境設定のプリンタとスキャンで追加する.研究室内ネットワークを参照してプリンタのIPアドレスを指定する.
  • なお,HL1870NはPostscript3互換のBrother Script3内蔵なので,PPDファイルをダウンロードしてPSプリンタとしての使用もできる.こちらのほうが細い線などのプリント品質が高い.ただし,書類によってはプリントに非常に時間がかかったりするので注意.


HP Photosmart C4380

  • OSにバンドルされているのでインストールは必要ない.(スキャナ機能をつかうなら下記のようにソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要がある)
      • ただし,最新版が開発元からでているようなら[[2]]のPhotosmart C4380のページからMacOS用プリンタドライバをダウンロードしてインストール
  • プリンタ設定ユーティリティで追加する.研究室内ネットワークを参照してプリンタのIPアドレスを指定してもよいが,そうしなくてもBonjour機能で見つかるはず.

デフォルトプリンタの設定

  • 「デフォルトのプリンタ」はBrother HL1870Nの方にしておく.

フリーウェアツールのインストール

Stuffit Expanderのインストール

  • App Storeからダウンロードしてインストール.

Adobe Reader

  • [[3]]からMacOS 最新バージョンをダウンロードしてインストール.

CotEditor

  • [[4]]から最新バージョンをダウンロードしてインストール.

TeX関係

  • 全体として,TeX Wiki Mac

http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?Mac を参考にする.

  • ミラーサイトからMacTeX.pkgをダウンロード
  • MacTeX.pkgをダブルクリックしてカスタマイズなしでインストール。ただし、GhostscriptとConvert(ImageMagik)はカスタマイズで外しておいて、別途Homebrewでインストールしたほうがいいかも。MacTeXのインストラーは/usr/local/etcと/usr/local/libをroot:wheelオーナで作成してしまうので、Homebrew(administrator:admin)でのパッケージのインストールに不都合がでる。
    • pathに/usr/texbinが追加される.
    • 古いTeX関連のコマンドが,/usr/local/binに残っていると,それが優先されてしまう.

/usr/local/binから消すか,/usr/texbinのほうが優先されるようにpath設定を変えるかする必要がある.

    • ApplicationsフォルダのTeXフォルダにTeXShop,LaTeXitなどがインストールされる.Applecationsフォルダにすでにインストールされているものがあったら,捨てておく.
  • ApplicationsフォルダのTeXフォルダのTeX Live Utility.appで更新してもよいが,ターミナルで
sudo tlmgr update --self --all

でアップデートでもよい。

  • texmf.cnfにextractbbの追加
sudo emacs /usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnf

とエディタを開き,

shell_escape_commands = \
bibtex,bibtex8,bibtexu,pbibtex,upbibtex,biber,\
kpsewhich,\
makeindex,mendex,texindy,\
mpost,pmpost,\
repstopdf,epspdf,extractbb,\

をペーストして保存して終了.

  • 漢字コード変換のためにnkfをインストール.パッケージ管理はHomebrewにする.
    • nkfをインストール
brew install nkf
    • /usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnfに以下を追記。ただし、この行の前後に空行がないとなぜか効かなかったので、1行ずつ隙間を入れること
 
PTEX_IN_FILTER = /usr/local/bin/nkf -w
 
  • ここまでで一回動作確認.ターミナルで
platex hoge.tex
dvipdfmx hoge.dvi

とためす.

    • 元のソースで\usepackage[dvipdfm]{graphicx}は\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}に変更する必要があった.
    • SJISのソースファイルもそのままコンパイルできる.
    • pdfファイルについては,.bbファイルを消去しても,勝手に.xbbファイルを作ってくれた.
  • 日本語フォントの埋め込み設定
    • ヒラギノフォントのリンク作成.
sudo mkdir -p /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/hiragino/
cd /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/hiragino/
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ明朝 Pro W3.otf" ./HiraMinPro-W3.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ明朝 Pro W6.otf" ./HiraMinPro-W6.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ丸ゴ Pro W4.otf" ./HiraMaruPro-W4.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ Pro W3.otf" ./HiraKakuPro-W3.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ Pro W6.otf" ./HiraKakuPro-W6.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ Std W8.otf" ./HiraKakuStd-W8.otf
sudo mktexlsr

sudo mkdir -p /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/hiragino/
cd /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/hiragino/
sudo ln -fs "/System/Library/Fonts/ヒラギノ明朝 ProN W3.otf" ./HiraMinProN-W3.otf
sudo ln -fs "/System/Library/Fonts/ヒラギノ明朝 ProN W6.otf" ./HiraMinProN-W6.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ丸ゴ ProN W4.otf" ./HiraMaruProN-W4.otf
sudo ln -fs "/System/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ ProN W3.otf" ./HiraKakuProN-W3.otf
sudo ln -fs "/System/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ ProN W6.otf" ./HiraKakuProN-W6.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ StdN W8.otf" ./HiraKakuStdN-W8.otf
sudo mktexlsr
    • ヒラギノフォントを埋め込むように
sudo updmap-sys --setoption kanjiEmbed hiragino
    • 埋め込まないなら以下とする(研究室ではこちらをデフォルトとする)
sudo updmap-sys --setoption kanjiEmbed noEmbed 


  • TeXShopの設定
    • ApplicationsフォルダのTeXフォルダ内にTeXShopがインストールされている.必要に応じて最新版にアップデート
    • 環境設定の「書類」で設定プロファイルを「pTeX(ptex2pdf)」に,エンコーディングを「Japanese(ShiftJIS \)」にする(本来はUTF-8で統一したほうがいいのかも.でもいままでのもあるのでSJISで).


Gnu Octave関係

sudo chmod g+w /usr/local/etc/
sudo chmod g+w /usr/local/lib/
sudo chown :admin /usr/local/etc/
sudo chown :admin /usr/local/lib/
    • その上で,以下の手順でoctaveをインストールする.
brew tap homebrew/science
brew update && brew upgrade

10.9以前の場合

brew install --env=std octave

10.10以降の場合

brew install octave --with-docs

最新バージョンはoctave3.8.0だが,(入っているのに)TeXをインストールせよとでてインストールエラーになる.これは環境変数PATHを無視するからで,MacTeXがインストールされているTeXbinへのパスが通らないから.これを従来通りPATHを参照するようにするに --env=std オプションをつけている.なお,Javaがないと怒られるときは,指示に従って

brew install Caskroom/cask/java

でインストール.

    • 途中でリンカldがエラーを出すことがある.brew doctorでwarningとなるいらなそうなライブラリファイルなどを削除するとエラーがでなくなった.
    • あと,途中で
brew link --overwrite フォーミュラ名

が何度か必要になるかもしれない.

    • Xcode5の環境だと,octaveのインストール途中でtbbのインストールでエラーとなることがある.その場合,tbbだけを
brew install tbb --env=std

でインストールしてから,octaveをインストールしなおせばよい.(参考 https://github.com/mxcl/homebrew/issues/22545)



  • gnuplotのインストール
brew uninstall gnuplot
brew install gnuplot --with-x

octaveのインストールでx11環境を使わないgnuplotがインストールされてしまうので,それをアンインストールしてから,改めてインストールし直す.

  • gnuplotを使用するよう設定
sudo emacs /usr/local/share/octave/site/m/startup/octaverc

でoctavercを編集して,

setenv ("GNUTERM", "X11")

を追記 ついでに,

setenv ("LC_CTYPE", "en_US.UTF-8")

も追記しておく.これがないと,plot時にワーニングが多発する.

  • Packageのインストール
    • Octaveを起動して作業を行う.

controlとsignalのパッケージをインストールする.

    • ユーザ全員が使う,Octave Forge repositoryからダウンロード,octave起動時に自動的にロードするように,以下のようなコマンドでインストールする.
pkg install -global -forge -auto control

しばらく応答無くてもじっと待つこと.optiPIDに関してワーニングがでるかも.なお,error: urlwrite: unable to open file とでてインストール出来ない場合は,Macを一度再起動するとできるようになった(謎).

    • signalをインストールするために,まず,
pkg install -global -forge -auto general
pkg install -global -forge -auto specfun

をいれて,そのあと,

pkg install -global -forge -auto signal

でインストール.なんかワーニングがでるかも.

    • 例えば次のコマンドでボード線図が表示されるか確認する.
bode(tf([1],[1 1 1]))

インターネット関係

  • Firefoxのインストール
    • [[5]]から Mac版をゲットしてインストール.


購入アプリケーションのインストール

iWorkのインストール

    • PagesとKeynote, Numbersのインストール
    • 基本的にはプレインストールで買うので,初回起動時にAppleIDへの紐付けを要求されたら受け入れる.

OmniGraffle Professionalのインストール

    • 研究室でOmniGraffle Professional Ver.5のライセンスを購入してある.
    • Omni Gruopのwebサイト[[6]]からOmniGraffle Professionalをダウンロードしてインストール。
    • 起動して、OmniGraffle Proメニューの「ライセンス...」で、ライセンスコード(緑色のファイルにあり)を、種類として「コンピュータ」を選んで入力する.なお,種類のプルダウンメニューが「個人」のままで選択できないことがある.その場合は,システム(Macintosh HD)直下の,「ライブラリ」フォルダの中の「Application Support」フォルダ内に,「Omni Group」という名前のフォルダをつくり,必要ならアクセス権を変更するとよい.