MacOSクライアント(OS 10.14)

提供:東海大学 コンピュータ応用工学科 稲葉研究室Wiki
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初回起動時

  • ユーザ名はadministrator,パスワードは例のやつにしておく.
  • AppleIDは研究室のIDを「PC関係(ソフトウエアライセンスなど)」という緑色のファイルを見て入力.

システム,開発環境の設定とインストール

  • 各種アップデート
    • アップルメニューのソフトウェアのアップデートを複数回程繰り返す必要があるかも。
  • 基本的な設定
    • システム環境設定の共有でマシン名をそれっぽく付けておく
    • システム環境設定の「ユーザとグループ」を開き、左下のガキマークをクリックしてadministratorのパスワードを入力して変更可能にする。「ログインオプション」をクリックし、「ネットワークアカウントサーバ」がinsensatez.inaba-lab.orgになっているか確認する。なっていなければ、隣の編集ボタンを押して設定する。さらに、ログイン画面にユーザーリストを出さないようにするため、自動ログインを切りにする、ログイン時の表示を名前とパスワードにする。
    • localuserのアカウントを通常ユーザーとして追加する.パスワードは例のもの.
  • Xcodeのインストール
    • Mac App Storeからダウンロードしてインストール。研究室共通のApple IDは緑色のファイル「PC関係(ソフトウェアライセンスなど)」に書いてある。
    • Command Line Toolsをインストール.
      • Xcodeメニューの「Open Developer Tool」の中の「More Developer Tools...」でAppleのサイトに行き,対応するCommand Line Toolsのインストーラをダウンロードしてインストールする.
    • 管理者権限でなくてもデバッカやiOSエミュレータなどが使えるように,ユーザ(staffグループ)を_developerグループに追加する.
sudo dseditgroup -o edit -a staff -t group _developer
  • Developerモードをオンにしておく
sudo /usr/sbin/DevToolsSecurity -enable
  • Homebrewをインストール
    • インストール
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

途中でgccなどをコマンドラインからも使用できるようにするためのCommandline Toolsのインストールを促されるので従う.

  • brew doctorでチェック
brew doctor

finkでいれた/swを削除したり.あと,pathで/usr/local/binを/usr/binより前にしろとか出るかもしれない.

プリンタドライバのインストール

Brother HL5450DN

  • OSにバンドルされているのでインストールは必要ない.
    • ただし,最新版が開発元からでているようなら[[1]]のBrother HL5450DNのページからCUPS版のドライバをダウンロードしてインストール.
  • システム環境設定のプリンタとスキャンで追加する.メンバー限定Wikiの「研究室内ネットワーク」を参照してプリンタのIPアドレスを指定してもよいが,そうしなくてもBonjour機能で見つかるはず.
  • なお,HL5450DNはPostscript3互換のBrother Script3内蔵なので,PPDファイルをダウンロードしてPSプリンタとしての使用もできる.こちらのほうが細い線などのプリント品質が高い.ただし,書類によってはプリントに非常に時間がかかったりするので注意.

デフォルトプリンタの設定

  • 「デフォルトのプリンタ」はBrother HL5450D0Nの方にしておく.

フリーウェアツールのインストール

Stuffit Expanderのインストール

  • App Storeからダウンロードしてインストール.

CotEditor

  • App Storeから最新バージョンをダウンロードしてインストール.

Adobe Reader DC

  • AdobeのサイトからMacOS 最新バージョンをダウンロードしてインストール.


Gnu Octave関係

http://wiki.octave.org/Octave_for_MacOS_X を参考にして,Homebrewでインストールする.ただし,ほかのインストラーが作った/usr/local/etc/や/usr/local/libに書き込み権限がなくてエラーになることがある。その時は以下のようにオーナーとパミッションを変更する。(クリーンインストールでこれらのフォルダがないときは不要)

  • Homebrewはadminグループに属すadministratorアカウントで作業するので、これらのディレクトリに書き込めるように、パミッションとオーナグループを以下のよう変更する。
sudo chmod g+w /usr/local/etc/
sudo chmod g+w /usr/local/lib/
sudo chown :admin /usr/local/etc/
sudo chown :admin /usr/local/lib/

その上で,以下の手順でoctaveをインストールする.

brew tap homebrew/science
brew update && brew upgrade
brew install octave --with-docs

なお,Javaがないと怒られるときは,指示に従って

brew install Caskroom/cask/java

でインストール.

途中でリンカldがエラーを出すことがある.brew doctorでwarningとなるいらなそうなライブラリファイルなどを削除するとエラーがでなくなった.

あと,途中で

brew link --overwrite フォーミュラ名

が何度か必要になるかもしれない.

Xcode5の環境だと,octaveのインストール途中でtbbのインストールでエラーとなることがある.その場合,tbbだけを

brew install tbb --env=std

でインストールしてから,octaveをインストールしなおせばよい.(参考 https://github.com/mxcl/homebrew/issues/22545)

インストール後実行すると以下のエラーが出る場合,

dyld: Library not loaded: /usr/local/lib/gcc/5/libgfortran.3.dylib
 Referenced from: /usr/local/Cellar/octave/4.0.0_1/bin/octave-cli-4.0.0
 Reason: image not found

gccをlinkしなおす.

 brew link gcc

以下のようにする必要があるかも

brew unlink gfortran
brew link --overwrite gcc
  • Packageのインストール
    • Octaveを起動して作業を行う.

controlとsignalのパッケージをインストールする.

    • ユーザ全員が使う,Octave Forge repositoryからダウンロード,以下のようなコマンドでインストールする.
pkg install -global -forge control

しばらく応答無くてもじっと待つこと.optiPIDに関してワーニングがでるかも.なお,error: urlwrite: unable to open file とでてインストール出来ない場合は,Macを一度再起動するとできるようになった(謎).

    • signalをインストールするために,まず,
pkg install -global -forge general
pkg install -global -forge specfun

をいれて,そのあと,

pkg install -global -forge -auto signal

でインストール.なんかワーニングがでるかも.

  • octave起動時にパッケージを自動ロードするよう設定
sudo emacs /usr/local/share/octave/site/m/startup/octaverc

でoctavercを編集して,

pkg load control
pkg load general
pkg load signal
pkg load specfun

を追記

    • 例えば次のコマンドでボード線図が表示されるか確認する.
bode(tf([1],[1 1 1]))
    • 以下のエラーが出てoctaveが落ちる場合、
warning: could not match any font: *-normal-normal-10
warning: ft_render: unable to load appropriate font

octavercを開き、

sudo emacs /usr/local/share/octave/site/m/startup/octaverc

以下を追記する。

setenv ("FONTCONFIG_PATH", "/opt/X11/lib/X11/fontconfig")

TeX関係

  • 全体として,TeX Wiki Mac

http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?Mac を参考にする.

  • ミラーサイトからMacTeX.pkgをダウンロード
  • MacTeX.pkgをダブルクリックしてカスタマイズなしでインストール。ただし、GhostscriptとConvert(ImageMagik)はカスタマイズで外しておいて、別途Homebrewでインストールしたほうがいいかも。MacTeXのインストラーは/usr/local/etcと/usr/local/libをroot:wheelオーナで作成してしまうので、Homebrew(administrator:admin)でのパッケージのインストールに不都合がでることがある。
    • pathに/usr/texbinが追加される.
    • 古いTeX関連のコマンドが,/usr/local/binに残っていると,それが優先されてしまう./usr/local/binから消すか,/usr/texbinのほうが優先されるようにpath設定を変えるかする必要がある.
    • ApplicationsフォルダのTeXフォルダにTeXShop,LaTeXitなどがインストールされる.Applecationsフォルダにすでにインストールされているものがあったら,捨てておく.
  • ApplicationsフォルダのTeXフォルダのTeX Live Utility.appで更新してもよいが,ターミナルで
sudo tlmgr update --self --all

でアップデートでもよい。

  • texmf.cnfにextractbbの追加
sudo emacs /usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnf

とエディタを開き,

shell_escape_commands = \
bibtex,bibtex8,bibtexu,pbibtex,upbibtex,biber,\
kpsewhich,\
makeindex,mendex,texindy,\
mpost,pmpost,\
repstopdf,epspdf,extractbb,\

をペーストして保存して終了.

  • 漢字コード変換のためにnkfをインストール.
    • nkfをインストール
brew install nkf
    • /usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnfに以下を追記。ただし、この行の前後に空行がないとなぜか効かなかったので、1行ずつ隙間を入れること
 
PTEX_IN_FILTER = /usr/local/bin/nkf -w
 
  • ここまでで一回動作確認.適当なソースファイルを用意し,ターミナルで
platex hoge.tex
dvipdfmx hoge.dvi

とためす.

    • 元のソースで\usepackage[dvipdfm]{graphicx}は\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}に変更する必要があった.
    • SJISのソースファイルもそのままコンパイルできる.
    • pdfファイルについては,.bbファイルを消去しても,勝手に.xbbファイルを作ってくれるはず.
  • 日本語フォントの埋め込み設定

High Sierraからヒラギノフォントの名前が変わったりして,TeXLive2017でもそのままでは埋め込みがうまくいかない. https://www.muskmelon.jp/?p=2013 を参考にして,設定する.


  • TeXShopの設定
    • ApplicationsフォルダのTeXフォルダ内にTeXShopがインストールされている.必要に応じて最新版にアップデート
    • 環境設定の「書類」で設定プロファイルを「pTeX(ptex2pdf)」に,エンコーディングを「Japanese(ShiftJIS \)」にする(本来はUTF-8で統一したほうがいいのかも.でもいままでのもあるのでSJISで).

インターネット関係

  • Firefoxのインストール
    • [[2]]から Mac版をゲットしてインストール.

購入アプリケーションのインストール

Office for Macのインストール

大学包括契約のソフトウェアをインストールする.


OmniGraffle Professionalのインストール

  • 研究室でOmniGraffle Professional Ver.5のライセンスを購入してある.
  • Omni Gruopのwebサイト[[3]]からOmniGraffle Professional Ver.5をダウンロードしてインストール。
  • 起動して、OmniGraffle Proメニューの「ライセンス...」で、ライセンスコード(緑色のファイルにあり)を、種類として「コンピュータ」を選んで入力する.なお,種類のプルダウンメニューが「個人」のままで選択できないことがある.その場合は,システム(Macintosh HD)直下の,「ライブラリ」フォルダの中の「Application Support」フォルダ内に,「Omni Group」という名前のフォルダをつくり,必要ならアクセス権を変更するとよい.

iWorkのインストール

  • PagesとKeynote, Numbersのインストール

初回起動時にAppleIDへの紐付けを要求されたら受け入れる.