「インストールと設定」の版間の差分

提供:東海大学 コンピュータ応用工学科 稲葉研究室Wiki
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== 初回起動時 ==
研究室内の計算機をセットアップする時は何をどうしたか必ずログを残しましょう.後できっと役に立ちます.
*ユーザ名はadministrator,パスワードは例のやつにしておく.
*AppleIDは研究室のIDを「PC関係(ソフトウエアライセンスなど)」という緑色のファイルを見て入力.


== システム,開発環境の設定とインストール ==
*[[Linux関係]]
*各種アップデート
**アップルメニューのソフトウェアのアップデートを複数回程繰り返す必要があるかも。


*基本的な設定
*[[Macintosh関係]]
**システム環境設定の共有でマシン名をそれっぽく付けておく
**システム環境設定の「ユーザとグループ」を開き、左下のガキマークをクリックしてadministratorのパスワードを入力して変更可能にする。「ログインオプション」をクリックし、「ネットワークアカウントサーバ」がdesafinado.inaba-lab.orgになっているか確認する。なっていなければ、隣の編集ボタンを押して設定する。さらに、ログイン画面にユーザーリストを出さないようにするため、自動ログインを切りにする、ログイン時の表示を名前とパスワードにする。
**localuserのアカウントを通常ユーザーとして追加する.パスワードは例のもの.


*Xcodeのインストール
*[[Windows関係]]
**Mac App Storeからダウンロードしてインストール。研究室共通のApple IDは緑色のファイル「PC関係(ソフトウェアライセンスなど)」に書いてある。
**Command Line Toolsをインストール.Xcode 5まではPreferencesの中でインストールできたが,Xcode 6以降はXcodeメニューの「Open Developer Tool」の中の「More Developer Tools...」でAppleのサイトに行き,対応するCommand Line Toolsのインストーラをダウンロードしてインストールする.
**管理者権限でなくてもデバッカやiOSエミュレータなどが使えるように,ユーザ(staffグループ)を_developerグループに追加する.
sudo dseditgroup -o edit -a staff -t group _developer
**Developerモードをオンにしておく
sudo /usr/sbin/DevToolsSecurity -enable
 
*Homebrewをインストール
**インストール
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
途中でgccなどをコマンドラインからも使用できるようにするためのCommandline Toolsのインストールを促されるので従う.
 
**brew doctorでチェック
brew doctor
finkでいれた/swを削除したり.あと,pathで/usr/local/binを/usr/binより前にしろとか出るかもしれない.
 
*XQuartzのインストール
**http://xquartz.macosforge.org/trac/wiki から最新版をダウンロードしてインストール
 
== プリンタドライバのインストール ==
=== Brother HL1870N ===
*OSにバンドルされているのでインストールは必要ない.
***ただし,最新版が開発元からでているようなら[[http://solutions.brother.co.jp/index.html:http://solutions.brother.co.jp/index.html]]のBrother HL1870NのページからCUPS版のドライバをダウンロードしてインストール.
*システム環境設定のプリンタとスキャンで追加する.[[研究室内ネットワーク]]を参照してプリンタのIPアドレスを指定する.
*なお,HL1870NはPostscript3互換のBrother Script3内蔵なので,PPDファイルをダウンロードしてPSプリンタとしての使用もできる.こちらのほうが細い線などのプリント品質が高い.ただし,書類によってはプリントに非常に時間がかかったりするので注意.
 
 
=== HP Photosmart C4380 ===
*OSにバンドルされているのでインストールは必要ない.(スキャナ機能をつかうなら下記のようにソフトウェアをダウンロードしてインストールする必要がある)
***ただし,最新版が開発元からでているようなら[[http://welcome.hp.com/country/jp/ja/support.html:http://welcome.hp.com/country/jp/ja/support.html]]のPhotosmart C4380のページからMacOS用プリンタドライバをダウンロードしてインストール
*プリンタ設定ユーティリティで追加する.[[研究室内ネットワーク]]を参照してプリンタのIPアドレスを指定してもよいが,そうしなくてもBonjour機能で見つかるはず.
 
=== デフォルトプリンタの設定 ===
*「デフォルトのプリンタ」はBrother HL1870Nの方にしておく.
 
== フリーウェアツールのインストール ==
=== Stuffit Expanderのインストール ===
*App Storeからダウンロードしてインストール.
 
=== Adobe Reader ===
*[[http://www.adobe.co.jp/:http://www.adobe.co.jp/]]からMacOS 最新バージョンをダウンロードしてインストール.
 
=== CotEditor ===
*[[http://coteditor.github.io]]から最新バージョンをダウンロードしてインストール.
 
=== TeX関係 ===
*全体として,TeX Wiki Mac
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?Mac
を参考にする.
 
*ミラーサイトからMacTeX.pkgをダウンロード
*MacTeX.pkgをダブルクリックしてカスタマイズなしでインストール。ただし、GhostscriptとConvert(ImageMagik)はカスタマイズで外しておいて、別途Homebrewでインストールしたほうがいいかも。MacTeXのインストラーは/usr/local/etcと/usr/local/libをroot:wheelオーナで作成してしまうので、Homebrew(administrator:admin)でのパッケージのインストールに不都合がでる。
**pathに/usr/texbinが追加される.
**古いTeX関連のコマンドが,/usr/local/binに残っていると,それが優先されてしまう.
/usr/local/binから消すか,/usr/texbinのほうが優先されるようにpath設定を変えるかする必要がある.
**ApplicationsフォルダのTeXフォルダにTeXShop,LaTeXitなどがインストールされる.Applecationsフォルダにすでにインストールされているものがあったら,捨てておく.
 
*ApplicationsフォルダのTeXフォルダのTeX Live Utility.appで更新してもよいが,ターミナルで
sudo tlmgr update --self --all
でアップデートでもよい。
 
*texmf.cnfにextractbbの追加
sudo emacs /usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnf
とエディタを開き,
shell_escape_commands = \
bibtex,bibtex8,bibtexu,pbibtex,upbibtex,biber,\
kpsewhich,\
makeindex,mendex,texindy,\
mpost,pmpost,\
repstopdf,epspdf,extractbb,\
をペーストして保存して終了.
 
*漢字コード変換のためにnkfをインストール.パッケージ管理はHomebrewにする.
 
**nkfをインストール
brew install nkf
**/usr/local/texlive/texmf-local/web2c/texmf.cnfに以下を追記。ただし、この行の前後に空行がないとなぜか効かなかったので、1行ずつ隙間を入れること
 
PTEX_IN_FILTER = /usr/local/bin/nkf -w
 
 
*ここまでで一回動作確認.ターミナルで
platex hoge.tex
dvipdfmx hoge.dvi
とためす.
 
**元のソースで\usepackage[dvipdfm]{graphicx}は\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}に変更する必要があった.
**SJISのソースファイルもそのままコンパイルできる.
**pdfファイルについては,.bbファイルを消去しても,勝手に.xbbファイルを作ってくれた.
 
*日本語フォントの埋め込み設定
**ヒラギノフォントのリンク作成.
sudo mkdir -p /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/hiragino/
cd /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/hiragino/
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ明朝 Pro W3.otf" ./HiraMinPro-W3.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ明朝 Pro W6.otf" ./HiraMinPro-W6.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ丸ゴ Pro W4.otf" ./HiraMaruPro-W4.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ Pro W3.otf" ./HiraKakuPro-W3.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ Pro W6.otf" ./HiraKakuPro-W6.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ Std W8.otf" ./HiraKakuStd-W8.otf
sudo mktexlsr
sudo mkdir -p /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/hiragino/
cd /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/hiragino/
sudo ln -fs "/System/Library/Fonts/ヒラギノ明朝 ProN W3.otf" ./HiraMinProN-W3.otf
sudo ln -fs "/System/Library/Fonts/ヒラギノ明朝 ProN W6.otf" ./HiraMinProN-W6.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ丸ゴ ProN W4.otf" ./HiraMaruProN-W4.otf
sudo ln -fs "/System/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ ProN W3.otf" ./HiraKakuProN-W3.otf
sudo ln -fs "/System/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ ProN W6.otf" ./HiraKakuProN-W6.otf
sudo ln -fs "/Library/Fonts/ヒラギノ角ゴ StdN W8.otf" ./HiraKakuStdN-W8.otf
sudo mktexlsr
 
**ヒラギノフォントを埋め込むように
sudo updmap-sys --setoption kanjiEmbed hiragino
**埋め込まないなら以下とする(研究室ではこちらをデフォルトとする)
sudo updmap-sys --setoption kanjiEmbed noEmbed
 
 
*TeXShopの設定
**ApplicationsフォルダのTeXフォルダ内にTeXShopがインストールされている.必要に応じて最新版にアップデート
**環境設定の「書類」で設定プロファイルを「pTeX(ptex2pdf)」に,エンコーディングを「Japanese(ShiftJIS \)」にする(本来はUTF-8で統一したほうがいいのかも.でもいままでのもあるのでSJISで).
 
 
=== Gnu Octave関係 ===
 
*http://wiki.octave.org/Octave_for_MacOS_Xを参考にして,Homebrewでインストールする.ただし,ほかのインストラーが作った/usr/local/etc/や/usr/local/libに書き込み権限がなくてエラーになることがある。先に行ったMacTeXのインストールでこれらのオーナ:グループがroot:wheelになっているので以下のようにあらかじめ変更しておく.
**Homebrewはadminグループに属すadministratorアカウントで作業するので、これらのディレクトリに書き込めるように、パミッションとオーナグループを以下のよう変更する。(クリーンインストールでこれらのフォルダがないときは不要)
sudo chmod g+w /usr/local/etc/
sudo chmod g+w /usr/local/lib/
sudo chown :admin /usr/local/etc/
sudo chown :admin /usr/local/lib/
 
**その上で,以下の手順でoctaveをインストールする.
brew tap homebrew/science
brew update && brew upgrade
10.9以前の場合
brew install --env=std octave
10.10以降の場合
brew install octave --with-docs
最新バージョンはoctave3.8.0だが,(入っているのに)TeXをインストールせよとでてインストールエラーになる.これは環境変数PATHを無視するからで,MacTeXがインストールされているTeXbinへのパスが通らないから.これを従来通りPATHを参照するようにするに --env=std オプションをつけている.なお,Javaがないと怒られるときは,指示に従って
brew install Caskroom/cask/java
でインストール.
 
**途中でリンカldがエラーを出すことがある.brew doctorでwarningとなるいらなそうなライブラリファイルなどを削除するとエラーがでなくなった.
 
**あと,途中で
brew link --overwrite フォーミュラ名
が何度か必要になるかもしれない.
 
**Xcode5の環境だと,octaveのインストール途中でtbbのインストールでエラーとなることがある.その場合,tbbだけを
brew install tbb --env=std
でインストールしてから,octaveをインストールしなおせばよい.(参考 https://github.com/mxcl/homebrew/issues/22545)
 
 
 
 
*gnuplotのインストール
brew uninstall gnuplot
brew install gnuplot --with-x
octaveのインストールでx11環境を使わないgnuplotがインストールされてしまうので,それをアンインストールしてから,改めてインストールし直す.
 
*gnuplotを使用するよう設定
sudo emacs /usr/local/share/octave/site/m/startup/octaverc
でoctavercを編集して,
setenv ("GNUTERM", "X11")
を追記
ついでに,
setenv ("LC_CTYPE", "en_US.UTF-8")
も追記しておく.これがないと,plot時にワーニングが多発する.
 
*Packageのインストール
**Octaveを起動して作業を行う.
controlとsignalのパッケージをインストールする.
**ユーザ全員が使う,Octave Forge repositoryからダウンロード,octave起動時に自動的にロードするように,以下のようなコマンドでインストールする.
pkg install -global -forge -auto control
しばらく応答無くてもじっと待つこと.optiPIDに関してワーニングがでるかも.なお,error: urlwrite: unable to open file とでてインストール出来ない場合は,Macを一度再起動するとできるようになった(謎).
 
**signalをインストールするために,まず,
pkg install -global -forge -auto general
pkg install -global -forge -auto specfun
をいれて,そのあと,
pkg install -global -forge -auto signal
でインストール.なんかワーニングがでるかも.
 
**例えば次のコマンドでボード線図が表示されるか確認する.
bode(tf([1],[1 1 1]))
 
=== インターネット関係 ===
 
*Firefoxのインストール
**[[http://www.mozilla.jp/firefox/:http://www.mozilla.jp/firefox/]]から Mac版をゲットしてインストール.
 
 
== 購入アプリケーションのインストール ==
 
=== iWorkのインストール ===
**PagesとKeynote, Numbersのインストール
**基本的にはプレインストールで買うので,初回起動時にAppleIDへの紐付けを要求されたら受け入れる.
 
=== OmniGraffle Professionalのインストール ===
**研究室でOmniGraffle Professional Ver.5のライセンスを購入してある.
**Omni Gruopのwebサイト[[http://www.omnigroup.com/applications/omnigraffle/:http://www.omnigroup.com/applications/omnigraffle/]]からOmniGraffle Professionalをダウンロードしてインストール。
**起動して、OmniGraffle Proメニューの「ライセンス...」で、ライセンスコード(緑色のファイルにあり)を、種類として「コンピュータ」を選んで入力する.なお,種類のプルダウンメニューが「個人」のままで選択できないことがある.その場合は,システム(Macintosh HD)直下の,「ライブラリ」フォルダの中の「Application Support」フォルダ内に,「Omni Group」という名前のフォルダをつくり,必要ならアクセス権を変更するとよい.

2015年4月20日 (月) 10:44時点における版

研究室内の計算機をセットアップする時は何をどうしたか必ずログを残しましょう.後できっと役に立ちます.