「MacOS Server(OS 10.14)」の版間の差分
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**アップルメニューのソフトウェアのアップデートを複数回程繰り返す必要があるかも。 | **アップルメニューのソフトウェアのアップデートを複数回程繰り返す必要があるかも。 | ||
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*基本的な設定 | *基本的な設定 | ||
**システム環境設定の共有でマシン名を適切につける | **システム環境設定の共有でマシン名を適切につける | ||
**IPアドレスは固定,DNSも適切に設定する. | |||
== サーバー機能のインストールと設定 (!!現時点(2019.6.20)macos 10.14.5 ではsmbが不安定で使い物にならないので注意)== | |||
*ファイル共有の設定 | |||
**Publicフォルダをシステムルートに作っておく. | |||
**(重要)システム環境設定の「共有」でPublicとUsersを共有開始するが,この時言語環境が日本語のままだと,Usersフォルダが「ユーザ」という日本語名で共有されてしまい,クライアント側で smb://hostname.inaba-lab.org/ユーザ としないと接続できない.その上,このあとのOpenDirectoryのユーザ設定でhome directoryや共有ポイントURLに日本語が入れられないのでクライアントでログインしてもホームがマウントされない事態になる. | |||
**ということで,まずシステム環境設定の「言語と地域」でEnglish を追加して最優先にしておき,再起動して,英語モードで共有設定でPublicとUsersを公開する. | |||
*Server.appのインストールと設定 | |||
**mac App Storeに研究室AppleIDでサインインして Server.appをインストール | |||
**メニューから高度なサービスの中のOpen Directoryを表示させ,サーバーを管理者diradmin,適切なパスワードで追加する | |||
**ユーザを「ローカル・ネットワーク・ディレクトリ」として追加していく.コントロールキーを押しながらクリックででてくる詳細オプションの中は以下の通りとする. | |||
***ホームディレクトリ:/Network/Servers/insensatez.inaba-lab.org/Users/username | |||
***共有ポイントURL:smb://insensatez.inaba-lab.org/Users | |||
***ホームフォルダへのパス:username | |||
*macOS 10.14 (Majove)以降でクライアントからsmb接続できない問題の対処 | |||
**Open Directoryを稼働しているとクライアントからsmb接続ができない問題がある(認証が通らない).Open Directoryを切れば,ローカルユーザは認証が通る.Open Directory入れるとローカルユーザ含めて通らない.本国のApple Communityでは話題になっていて,解決策もポストされている.https://discussions.apple.com/thread/8604395 や https://discussions.apple.com/thread/8574987?page=5 など.後者のページでポストされている解決手順は以下の通り. | |||
# Open Directory Utility.app. | |||
# Unlock. | |||
# Select Directory Editor. | |||
# From 'in node', select LDAPv3. | |||
# From 'Viewing', select Config. | |||
# On the left side, select dirserv. | |||
# Select the padlock next to 'in node' and authenticate with the Directory Administrator account. | |||
# On the right side, expand the attribute, 'dsAttrTypeNative:apple-enabled-auth-mech' | |||
# Click the plus next to WEBDAV-DIGEST to add another value. | |||
# Make the value 'SMB-NTLMv2'. | |||
# Click Save. | |||
# Restart. | |||
== フリーウェアツールのインストール == | == フリーウェアツールのインストール == |
2019年6月20日 (木) 09:23時点における最新版
初回起動時
- ユーザ名,パスワードは特別なもの.
- AppleIDは研究室のIDを「PC関係(ソフトウエアライセンスなど)」という緑色のファイルを見て入力.
システムの基本設定
- 各種アップデート
- アップルメニューのソフトウェアのアップデートを複数回程繰り返す必要があるかも。
- 基本的な設定
- システム環境設定の共有でマシン名を適切につける
- IPアドレスは固定,DNSも適切に設定する.
サーバー機能のインストールと設定 (!!現時点(2019.6.20)macos 10.14.5 ではsmbが不安定で使い物にならないので注意)
- ファイル共有の設定
- Publicフォルダをシステムルートに作っておく.
- (重要)システム環境設定の「共有」でPublicとUsersを共有開始するが,この時言語環境が日本語のままだと,Usersフォルダが「ユーザ」という日本語名で共有されてしまい,クライアント側で smb://hostname.inaba-lab.org/ユーザ としないと接続できない.その上,このあとのOpenDirectoryのユーザ設定でhome directoryや共有ポイントURLに日本語が入れられないのでクライアントでログインしてもホームがマウントされない事態になる.
- ということで,まずシステム環境設定の「言語と地域」でEnglish を追加して最優先にしておき,再起動して,英語モードで共有設定でPublicとUsersを公開する.
- Server.appのインストールと設定
- mac App Storeに研究室AppleIDでサインインして Server.appをインストール
- メニューから高度なサービスの中のOpen Directoryを表示させ,サーバーを管理者diradmin,適切なパスワードで追加する
- ユーザを「ローカル・ネットワーク・ディレクトリ」として追加していく.コントロールキーを押しながらクリックででてくる詳細オプションの中は以下の通りとする.
- ホームディレクトリ:/Network/Servers/insensatez.inaba-lab.org/Users/username
- 共有ポイントURL:smb://insensatez.inaba-lab.org/Users
- ホームフォルダへのパス:username
- macOS 10.14 (Majove)以降でクライアントからsmb接続できない問題の対処
- Open Directoryを稼働しているとクライアントからsmb接続ができない問題がある(認証が通らない).Open Directoryを切れば,ローカルユーザは認証が通る.Open Directory入れるとローカルユーザ含めて通らない.本国のApple Communityでは話題になっていて,解決策もポストされている.https://discussions.apple.com/thread/8604395 や https://discussions.apple.com/thread/8574987?page=5 など.後者のページでポストされている解決手順は以下の通り.
- Open Directory Utility.app.
- Unlock.
- Select Directory Editor.
- From 'in node', select LDAPv3.
- From 'Viewing', select Config.
- On the left side, select dirserv.
- Select the padlock next to 'in node' and authenticate with the Directory Administrator account.
- On the right side, expand the attribute, 'dsAttrTypeNative:apple-enabled-auth-mech'
- Click the plus next to WEBDAV-DIGEST to add another value.
- Make the value 'SMB-NTLMv2'.
- Click Save.
- Restart.
フリーウェアツールのインストール
Stuffit Expander 16のインストール
- App Storeからダウンロードしてインストール.
CotEditor
- App Storeから最新バージョンをダウンロードしてインストール.